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2010年 02月 22日
厚生労働省は2月22日、医療・福祉、ITなどの「新規成長分野」を中心とした就職面接会を東京都内で開催した。中途や新卒の就職希望者858人(午後4時時点)が参加し、介護事業者やIT関連企業など71社が面接を行った。
長妻昭厚生労働相は冒頭のあいさつで、就職について不安でいっぱいの人も多いと思うが、厚労省も雇用政策などに全力で取り組んでいるとし、面接会では「自身のいい点を積極的にアピールして、道を切り開いてほしい」と述べた。 続いて行われたトークイベントで長妻厚労相は、「どういう姿勢で面接に臨むと、道は開けてくるのか」と介護事業者らに質問した。 デイサービス事業所などを運営する「いきいきらいふ」(東京都台東区)の左敬真代表取締役は、経験がない人であっても、「なぜ、この介護業界で仕事をしたいのかをしっかり伝え切ってもらえれば、一緒に仕事がしたい」と述べた。 老人保健施設などを運営する医療法人社団三和会(東京都江戸川区)の百瀬善之氏も、自分が何をしたいのかをはっきり伝えてほしいとしたほか、介護の仕事はチームワークが重要とし、協調性を採用のポイントに置いているとした。 また、同じくトークイベントに参加した山井和則政務官が、介護事業者がさらに雇用を増やせるための政策について聞いたところ、資格要件を撤廃して、仕事をしながら資格を取るのが難しい人にも道を開いてほしい、人件費の負担が重いので、人員配置基準を変えてほしいといった意見が出た。 新規成長分野を中心とした就職面接会は今後、大阪や愛知でも開催される予定。 【関連記事】 ・ 厚労省内で開催の介護就職相談会に538人 ・ 「介護サブチーム」が初会合−重点分野雇用創造事業の概要示す ・ 就職相談会に目立つ未経験者の姿−介護に人は集まるか(上) ・ マッチングと定着への道筋は−介護に人は集まるか(中) ・ 立て直しの「絶好のチャンス」にできるか−介護に人は集まるか(下) ・ アダルトサイト振り込め詐欺で6人を逮捕 奈良、鹿児島両県警(産経新聞) ・ 過労で寝たきり、会社に1億9千万円支払い命令(読売新聞) ・ 長崎知事選、町田市長選にやきもきする民主(産経新聞) ・ 東京地検に銃弾? 届く=小沢氏不起訴に抗議−脅迫容疑で捜査・警視庁(時事通信) ・ <山崎宇宙飛行士>搭乗のシャトル打ち上げ延期 4月5日に(毎日新聞) #
by jxjtjc6han
| 2010-02-22 19:52
2010年 02月 21日
インドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の2010年度の受け入れについて、日本側の応募数が61施設(看護師コース26施設、介護福祉士コース35施設)と、09年度の198施設の3分の1にとどまったことが、18日までに分かった。
日本側の求人は141人(看護師コース58人、介護福祉士コース83人)にとどまり、受け入れ上限数としていた500人の28.2%にとどまった。 募集は今月5日の期限までに63施設から書類の提出があったものの、あっせん機関の国際厚生事業団(JICWELS)の書類選考で2施設が落選した。JICWELSによると、受け入れ希望機関側の書類提出の遅延などにより、今後数施設程度増加する可能性があるという。 インドネシア人看護師・介護福祉士候補者の受け入れは、2008年度から開始。2年間で看護師候補者400人、介護福祉士候補者600人の計1000人を受け入れる予定だったが、実際には約半数の570人の来日にとどまっていた。来年度の来日者数は、マッチングの結果次第では141人からさらに減少する可能性がある。 一方、インドネシア側で就労希望者の募集が1日から始まっており、今月末で締め切られる予定だ。 受け入れ施設の応募数が減少した理由についてJICWELSの担当者は、「国内の雇用状況の悪化により、看護も介護も日本人が雇いやすくなっているため」と話している。 厚生労働省は10年度、フィリピンとのEPAも含めた外国人看護師・介護福祉士の受け入れ事業に、09年度予算8299万円の約10倍にあたる8億6925万円を計上。新たに受け入れる施設に対しては、日本語学校などへの修学や派遣講師による研修を実施する上でかかる経費の支援を行うとしている。 同省の担当者は「EPAは労働市場に影響を与えない範囲で特例的に受け入れるというもの」とした上で、「増やさなければいけないということではない」と話している。 【関連記事】 ・ 国試で読み仮名「考えていない」−EPA看護師候補者などで ・ 外国人看護師候補者受け入れで実態調査へ―山井政務官 ・ インドネシア人看護師候補者受け入れが難航 ・ 外国人医療・介護従事者の受け入れ推進を―法相懇談会 ・ インドネシア人看護師候補者らの受け入れ条件改善を提言 ・ <中国>農地が急速に酸性化…温暖化加速を警告 米中チーム(毎日新聞) ・ 【お財布術】「確定申告」編 退職や副業…還付も(産経新聞) ・ 合成麻薬使用の歌手・詩音被告に刑猶予 横浜地裁(産経新聞) ・ 首相、労組との関係「応援は感謝するが…」(産経新聞) ・ <囲碁>プロ棋士の卵 厳しい修練に耐え、夢は世界トップ (毎日新聞) #
by jxjtjc6han
| 2010-02-21 16:05
2010年 02月 20日
千葉県松戸市で昨年10月、千葉大4年の荻野友花里さん(当時21歳)が殺害され自室が放火された事件で、県警は17日、竪山辰美容疑者(48)を強盗殺人などの容疑で再逮捕した。竪山容疑者はこの事件以外にも女性ばかり4人を殴るなどして現金やキャッシュカードを奪った罪に問われているが、殺害まで至ったケースはない。教員を目指し、大学卒業の目前だった荻野さん。なぜ殺されなければならなかったのか。知人らは口々にやりきれない思いを訴えた。【黒川晋史、斎川瞳、西浦久雄、中川聡子】
「もう少し早く(容疑者が)捕まっていれば……」。荻野さんがアルバイトをしていた松戸市内の居酒屋店主は悔しがった。 起訴状によると、竪山容疑者は荻野さん殺害事件が起きる直前の数週間で、県内の女性宅に2回侵入、計3人の顔を殴って現金などを奪ったとされる。この段階で逮捕されていれば、荻野さんは無事だったのではないか、との思いがあるからだ。 店主によると、荻野さんは大学2年の時に松戸市に転居し、開店間もない居酒屋でバイトを始めた。授業が終わるとジーパンにスニーカー姿で自転車をこいで出勤。週3〜4日、午後6時から午前1時ごろまで、添え物のネギやキャベツを切り、飲み物を作って運んだ。未明に帰宅しても翌朝は授業に出席。バイトもまじめで、高熱を出しても出勤した。店主は「無遅刻無欠勤。客にも人気で抜群の働きぶりだった」と振り返る。 頭も気だても良かった荻野さん。ただ経済的に楽ではなく、苦学している様子だった。ある日、店主に「私は周りの友人たちと違う」「(兵庫県内の)実家に戻り、家族を助けたい」と打ち明けてきた。「つらい」と涙を見せた時もあったという。それでも夢があった。希望があった。「教員になって農業を教えたいんです」と話していた。 「開店当初に彼女に手伝ってもらい、本当に感謝している。もう一度戻ってきてほしかった」。店主は天を仰いだ。 荻野さんが所属していた千葉大園芸学部のゼミは今月、卒業論文の発表会を開いた。指導を担当していた三島孔明助教は「いるべき彼女がいないことを改めて実感した。一生懸命発表していたはずなのに。事件は区切りがついたが、悲しみは変わらない」。同学部キャンパスにいた3年の女子学生(21)は「(荻野さんの)命は何だったのか。事件を忘れず、自分の中で受け止めていきたい」と深刻な表情で話した。 兵庫県稲美町にある荻野さんの実家では17日、取材の自粛を求める張り紙が玄関に掲示された。親類の男性は「やっと、という気持ちが強い。事件を知った時から『なぜ防げなかったのか』と何度も思った。明るくていい子だったのに……」と厳しい表情で語った。荻野さんの両親は千葉県警を通じ「(逮捕を)早速、友花里に報告致しました。協力してくださった皆さんに心より感謝申し上げます」とのコメントを発表した。 ◇模範囚が出所直後に 捜査関係者らによると、竪山容疑者は鹿児島出身。以前は千葉県内に住み、運送会社に勤めながら妻子3人を養っていたこともあった。02年4月に神奈川県内で強盗傷害事件を起こして懲役7年の実刑判決を受けたが、服役中は模範囚だったという。 昨年9月に刑務所を出所し、東京・日暮里のサウナを生活拠点にしていた。同月下旬から千葉県警に逮捕される昨年11月17日までの2カ月近くの間、ほぼ毎日連泊。支配人は「さわやかで礼儀正しいスポーツマンタイプという印象で、朝会うと『おはようございます』とあいさつしてきた。だいたい朝10時くらいに出て行って、夕方に帰ってきた。ここには就職先を探して長期滞在する人がいるので、その手の人かと思っていた」と振り返る。逮捕後の竪山容疑者の様子を知る県警幹部も「おとなしいし、本当にちゃんとしている印象」と話す。 ただ捜査関係者によると、竪山容疑者は県警の調べに「金がなかった」「冷たい世間に放り出された」などと供述しているといい、県警は自暴自棄になって強盗を繰り返していた可能性があるとみている。 ◇「捜査積み重ねたどり着いた」県警捜査1課長 千葉県警の中村修一捜査1課長は17日午後3時からの会見で「県内各地で悲惨な事件が相次ぎ、一つ一つ(捜査を)積み重ね、荻野さんの事件にたどり着いた」と振り返った。 竪山容疑者の動機については「これから解明していきたい」と述べ、再逮捕時の様子については「淡々と供述している」と答えた。「もっと早く逮捕していれば、という声も取材の中で聞いたが」との質問には、一呼吸置いて「容疑者の割り出しが簡単にはいかなかったと思っている」と答えた。 【関連ニュース】 千葉大生殺害:「もみ合いになり刺した」逮捕の男殺意否認 松戸女子大生殺害:竪山容疑者を強盗殺人容疑などで再逮捕 松戸女子大生殺害:竪山容疑者を強盗殺容疑などで再逮捕へ 千葉大生殺害:窃盗容疑で男再逮捕、カードで現金引き出す 千葉大生殺害:遺体のストッキングから無職男のDNA型 ・ <衆院本会議>予算委員長解任決議案を否決(毎日新聞) ・ 【Web】「男前社長」の求人広告がネットで人気(産経新聞) ・ 足利再審 「無罪の言い渡しがされるべきことは明らか」論告全文(産経新聞) ・ 消費税の議論早過ぎる=鳩山首相(時事通信) ・ NY原油急反発、76ドル台(時事通信) #
by jxjtjc6han
| 2010-02-20 05:51
2010年 02月 19日
総務省は、独立行政法人や公益法人などの幹部ポストに同じ省庁出身者が5代以上続けて就任していることが明らかになったことを受け、天下りの実態を再調査する方針を固めた。
調査対象とするポストの範囲を広げ、法人と所管省庁との関係も、補助金や許認可権の観点から洗い出し、天下りが固定化している実態を明らかにする考えだ。 同省は、昨年5月時点で同じ省庁からの官僚OBが338法人、422の幹部ポストに5代以上続けて天下りしていたとする調査結果をまとめている。ただ調査対象のポストは法人の理事長(会長)、専務理事、常務理事に限られていた。その後「副会長」「副理事長」などの役職名で天下りが固定化している法人もあることが判明したため、政府・与党内から徹底調査を求める声が上がっていた。 ・ <異物混入>1月以降連続5件 埼玉のスーパー「マルエツ」(毎日新聞) ・ 「必殺」シリーズの題字書家、路上で襲われる(スポーツ報知) ・ 支給要件を緩和へ=失業者向け住宅手当−厚労省(時事通信) ・ <傷害>長女に暴行、死亡…容疑の母を逮捕 兵庫県警(毎日新聞) ・ 電源コード ぐるぐる巻き危険! 内部で断線、突然発火も(産経新聞) #
by jxjtjc6han
| 2010-02-19 06:09
2010年 02月 18日
中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は12日、公的医療保険から医療機関に支払われる診療報酬の2010年度改定案を長妻昭厚労相に答申した。医師不足が深刻化する救急、産科、小児、外科の各分野の報酬を手厚くし、勤務医の待遇改善に重点を置くなど病院重視の内容となった。
診療報酬は2年に1度改定されている。政府は昨年末の10年度予算編成で、診療報酬の10年ぶりのプラス改定を決定した。医師の技術料など「本体部分」は1.55%アップとなり、財源5700億円のうち4400億円が入院医療に使われることが決まった。中医協はこれを受けて、個別の診療項目の単価について具体的な検討を進めてきた。 救急分野では、全国約200カ所の救命救急センターの入院料加算を大幅に引き上げるほか、夜間、休日に救急外来で病院、診療所が連携した場合を評価する加算を設ける。産科・小児科については、全国で妊婦の受け入れ拒否が相次いだ反省から「妊産婦緊急搬送入院加算」を引き上げて対象を拡大したり、新生児集中治療室(NICU)管理料を大幅に増額したりする。若手医師の外科離れを防ぐため、手術料は大幅に増やす。勤務医対策では事務を補助する職員を配置した場合の報酬を手厚くする。 【関連ニュース】 ・ 【特集】「陸山会」土地購入事件〜小沢氏「これ以上の説明はない」〜 ・ 「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜 ・ ポスト鳩山を狙う"ラグビーボール"原口総務相 ・ 勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜 ・ 難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜 ・ <マータイさん>「KYOTO地球環境の殿堂」入り(毎日新聞) ・ 永田死刑囚 脳腫瘍悪化(産経新聞) ・ <わんこそば全日本大会>歴代最高の254杯 大分の青木さんが3連覇(毎日新聞) ・ 毎日育英会奨学生 卒業祝賀会を東京で開催(毎日新聞) ・ 16億7千万脱税容疑、コリンシアン元社長を逮捕(読売新聞) #
by jxjtjc6han
| 2010-02-18 05:31
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